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2016.06.01

人だかりを覗いてみると・・・

フィリピン・セブ情報

何かな?

街中を離れ、少し田舎に行くと、よく遭遇する人だかり。
なんだろう?
と、思わず野次馬してみたくなりますよね。

よく見ると集まっているのは、何だか男の人ばかり。
なに?なに?
と、覗いてみました。

その人だかりの中心には、木枠のリングが。
そして、鶏を抱いた男性二人。

そうです。
闘鶏です。
噂には聞いたことがありましたが、目の前で闘鶏が見られるとは。

これが闘鶏か!

リングの中の男性は、それぞれ抱いた鶏を、にらみ合わせています。
闘争心をあおっているのです。

どうやって戦うのかなぁ?
と、よく見てみると、
鶏の足に、鋭い小刀が取り付けられています。

なるほど。
その鋭い刀で相手を傷つけ戦うのか。

リングのまわりにいる観客は、お札をもってなにやら叫んでいます。
そして、お金を集めてまわる男性が一人。
まるで、青果市場の競りのようです。

誰からいくらもらって、どのように勝者に配当されるのか?
そのお金を集めている男性は、いったいどのように把握しているのでしょう?
謎です。
リングの中央で鶏がにらみ合う中、お金集めが続きます。

参加してみようかな?
とも思いましたが、何がどうなっているのか全くシステムがわからない。

リングの周りでは、戦う順番を待っている鶏たちが、足に小刀を取り付ける準備をしています。
小刀取り付け士がいるようで、飼い主が取り付けの順番待ちをしていました。


ぐるっと周りを見渡してみても、観客には男性しかいません。
賭け事は男の世界のものということなのでしょうか。

初めて観戦する闘鶏

いよいよ闘鶏が始まりました。
飼い主も必死です。
結構な迫力。
バタバタと鶏同士がぶつかり合い、激しく戦っています。

どうなったら勝負がつくのかな?
時間かな?
判定かな?
と、闘いを見ていると、それはなんと、どちらかが傷つき動かなくなるまででした。

なんというショッキングな野蛮な賭け事でしょう。
闘鶏とは、そういうことだったのですね。
以下のように、どちらかが動かなくなれば勝敗が決まります。
「https://www.youtube.com/watch?v=bblV0hOm_9o フィリピンの闘鶏は一撃必殺!」

観客は、お金をかけているので、それはそれは大声援の大盛り上がり。

まだまだ、順番待ちをしている鶏と飼い主達が沢山います。
勝てば飼い主にも沢山お金が入るのでしょうね。

人だかりを見つけたら、それはきっと

そういえば、ショッピングセンター、アヤラの近くで道に迷った時にも、闘鶏場らしき人だかりに遭遇したことがあります。
意外と近くでもやっているものなのですね。

セブ市内を離れ、田舎へ行くと、よく見る人だかり。
きっと闘鶏だったのしょう。

娯楽というよりも、お金を稼ぐ仕事のような感じなのでしょうか?
お札をもった男性が、今日もどこかで闘鶏を観戦しているのでしょう。

セブの各地域ではフィエスタというお祭りがよく行われ、その際には外せないイベントのようです。
機会があったら、人だかりに割って入って、闘鶏観戦してみてくださいね!