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2016.06.20

セブで古い紙幣はもうすぐ紙切れになります!!

フィリピン・セブ情報

フィリピン紙幣が新しくなった!

皆さん、フィリピンでは最近、紙幣が新しくなったのをご存知でしょうか?
最近と言っても、既に2010年から新しいお札が出回り始めていました。
つい最近、2015年12月までは、古いお札と新しいお札が入り混じって、普通に両方使われていました。

2016年1月からは、新しい紙幣のみが使われています。

2015年12月までは、新旧札が入り混じって使われていたものの、どう見ても古いお札の方が比率高くいつまでも使われていました。
2015年12月でも。

そもそもおもちゃのような紙幣なので、新しい紙幣が混ざっていても、
あれ?これ新しいお札なのかな?
くらいの感覚にしかなれず、新旧札の区別なく、ほとんどの人が普通に使用していたと思います。

Demonetization Schedule!?

銀行や空港などに貼られている新旧紙幣交代のスケジュールポースター。
これによると、2015年12月までしか旧紙幣は使えないと告知はされていました。
でも、11月になっても、12月になっても、旧紙幣が使われ続け、銀行から手に入れるお札でさえも、旧紙幣が混ざっていました。

2016年1月から旧紙幣が使えないって書いてあるけど、こんなに旧紙幣がずっと出回っていて、急に年が明けたからって使えなくなるってあり得ないな。
と、のんきに考えていました。

ところが、2016年になったとたん、旧紙幣が本当に使えなくなったのです。
スーパーに行っても旧紙幣の受け取りを断られ、トライシクルに乗った時にも断られ、使えなくなるって本当だったんだなと驚きました。

旧紙幣はただの紙切れ

日本であれば、今でも旧紙幣はお金としての価値があり、現役で使おうと思えば使えるし、銀行に持っていけば、現在の紙幣に交換してもらえるでしょう。
でも、フィリピンでは、旧紙幣はお金としての価値がなくなり、ただの紙切れとなります。
従って、旧札コレクターみたいな存在もなく、全くの価値がなくなってしまうのです。

(こちらが旧紙幣。あと数か月で紙クズとなります)

銀行に持っていけば、古いフィリピン紙幣でも、もちろん現在の紙幣に交換してもらえるだろう。
なんて考えは、フィリピンでは通用しません。
二代前くらいのフィリピン旧紙幣を銀行に持っていって、新しい紙幣に交換してくれと言いに行ったことがあります。

答えは、ノーです。
古いお札はただの紙切れなのです。
誰も欲しがりません。

新札への交換は今年中!

今回新しくなったお札の一代前の紙幣(2015年12月まで使用されていた紙幣)は、もうすでにお店では使用できませんが、2016年12月までは、銀行で新紙幣に交換可能です。

新札に交換期限は、2016年12月までです。
要注意です。

年が明けて、2017年1月になったとたん、古いお札は何の価値もなくなり、ただの紙切れとなります。

過去にフィリピン留学へ来たことのある方、フィリピンへ旅行に来たことのある方、古いお札が家に眠っていないか要チェックです。
今ならまだ、交換に間に合いますよ!

新札への交換手続き

旧札から新札の交換手続きは簡単です。
銀行に旧札を持っていくだけです。

(こちらが新紙幣。旧紙幣よりカラフルですが、すぐに色あせるので区別がつきにくいです)
銀行によっては、旧札から新札への交換に、公的身分証明書(留学生であればパスポート)の提示が求められます。
銀行によってというところがフィリピンらしいのですが、念の為、銀行に旧札交換に行くときは、パスポートを持っていきましょう。

今日本にいる方も、フィリピンにいる方も、眠っている古いお札がないかチェックしてみてくださいね。