セブのガソリンは高いです。
ガソリンスタンドも、スタンド会社も沢山あります。
物価の割に、ガソリンは日本と同じくらいもする（日本より2～3割程度安いくらいです）ので、これでは金持ちしか車に乗れないわけです。

ジプニーに乗っていると、そのままガソリンスタンドに寄ることがたまにあります。
ジプニーは1日中走っているのだし、「ガソリン満タン」とガソリンスタンドで言うのかと思いきや、「150ペソ分」と本当に少しだけのガソリンを入れたりします。
1リットル35ペソ以上するので、4リットルくらいしか入りません。
初めは、そんなちょっとだけの買い方もできるんだ、と驚きました。

ジプニーが頻繁にガソリンスタンドに寄る訳は、、、

そこで気づいたのですが、一度に沢山入れたいのかもしれませんが、現金がないのです。
ジプニーは、今は初乗りが7ペソです。乗客からの運賃が貯まるたびに、ガソリンスタンドへ寄ってガソリンを入れているジプニーもあるようです。
まさに自転車操業です。

まだ、セブ市内の都会を走るジプニーはいいようです。
乗るお客さんがいくらでもいるし、収入が安定しているのかもしれません。

ところがちょっとセブ市内を外れ、田舎へ向かうと、途中でガソリンスタンドに寄るジプニーによく遭遇します。
きっと、一度に入れることができるガソリンの量が少ないのでしょう。乗客からの現金収入が安定していないとも言えます。
田舎でガラガラのジプニーに乗る時には、運転手さんの生活が心配になってしまいます。かと言って、余計に運賃を払いたくはないし。
いつも便利に乗らせてもらっているジプニー。
ガソリンスタンドでガソリンを一度に沢山入れることができるくらいの儲けが出るよう、せめてこれからも沢山ジプニーに乗りまくろうと思う今日この頃です。