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2021.08.09

【セブ島コロナ】 町の交通機関はどうなっているの?

フィリピン・セブ情報

本記事では、2021年8月現在のセブ島の交通状況についてレポートしています。現在どんな交通手段があって、街がどう機能しているのかを紹介します。

現在のセブ島の現状

セブ島のロックダウン前の交通手段は、「タクシー」、「ジプニー」、「バイク」、が主流でした。2020年に街全体がロックダウンになった際はタクシーを含む全ての交通機関がストップ。それから1年経った現在はどんな交通手段があり、どのような方法で乗車できるのか紹介します。

1.ジプニー

セブ島では、現在ジプニーの運営が許可されています。しかし、ビニールで乗客の間に壁を作るなどコロナ対策を徹底。しかし、運賃を渡す時は乗客同士が手を使ってドライバーに渡していくので、政策に穴がありすぎるのがフィリピン、、。

ジプニーは町を走り始めましたが、ジプニーの数が非常に減ってきているのが今のセブ島のジプニーの現状です。ジプニーは排気ガスや渋滞の主な原因となっており、政府も廃止を試みてきた交通手段の一つ。

ジプニーの代役として現れたのが「ミニバス」です。

2.ミニバス

ミニバスはロックダウンになってから政府の協力のもと、多く走り出した交通手段の一つです。上限客数が20人以下の小さなバスで、ルートもジプニーとほぼ同じルートを走るため、町のNEWジプニーと言えることもできるでしょう。

運賃は13ペソとジプニーの8ペソと比べて高いですが、エアコン付きだそうです。乗車時にはフェイスシールドとマスクの着用が義務付けられており、プロトコールが徹底されています。

4.タクシー

2020年のロックダウン中はタクシーでさえ禁止されていましたが、2021年8月現在のセブ島では、タクシー、グラブタクシーともに乗車が可能です。しかし、マックス2人までの乗車となっており、乗車人数の制限があります。車内では、ビニールでドライバーと乗客が感染しないような対策も取られています。タクシーの運賃に変動はありません。

5.バイクタクシー

バイクタクシー、アンカス は今年初めまで禁止されていましたが、最近はヘルメットを持参することで乗車が可能になりました。近年のセブ島はロックダウン前と比べて渋滞が減ってきてはいますが、週末のラッシュアワーは大渋滞。時間を削減できるバイクタクシーは今もなお、愛され続ける交通手段の一つです。

まとめ

ロックダウンの規制が緩和してきているセブ島ですが、まだノーマルの状態とはかけ離れた乗車方法をしなければいけないのが現状です。フィリピン国内移動は許可されていますが、PCR検査を受けなければいけなかったり、移動をするのにまだ煩わしさがあります。