以前キャッシュレスアプリ｢GCASH｣をご紹介しましたが、今回はセブ滞在中に便利な交通系のアプリををご紹介します。

GCASHについてはこちらをご覧ください→フィリピンおススメアプリ①キャッシュレスアプリ｢GCASH (ジーキャッシュ)｣

セブはインフラが整っていないので、自家用車がなければ交通手段はタクシー、ジプニー、バスに限られます。セブの事情に詳しくない留学生や旅行者にとってはジプニーやバスはルートが分かりにくいので、｢タクシー｣の一択になってしまいます。

そこで便利なのが「タクシー配車アプリ」です。

1.Grab

現在セブのタクシー配車アプリはGrabしかありません。2018年までは日本にもありますUberがありましたが業務停止になりGrabの独壇場です。

マニラの場合はGrab以外の配車アプリが利用できるようです…

Grabはフィリピンだけではなく、マレーシア、シンガポール、タイ、インドネシア、ベトナム、カンボジア、ミャンマーの8ヵ国で展開しているので、一度ダウンロードして登録すれば、他の国でもそのまま利用できます。

また国によって利用できるタクシーの種類も違ってきます。例)タイでは乗用車以外バイクタクシーも利用できました！

ダウンロード&利用登録

①ダウンロードし、電話番号登録します。SIMフリーの携帯がない方は、日本でも登録自体はできますので、フィリピン入国前に登録が必要です。
たまにドライバーとメッセージや電話でやり取りすることもありますが、アプリ内のメッセージツールを利用しますので、日本の番号のままでもフィリピンで利用できます。

◆Google Play

◆app store

②登録した電話番号に認証コードがSMSで送られていますので、認証画面で入力します。

③その後メールアドレスや、位置情報の通知許可など、画面に従って登録を進め、すべて登録し終え完了します。

使い方

  
①Grabアプリはタクシーの配車以外にも、いろいろつかえますが、タクシーの利用の場合はCarを選びます。

②地図が出てきますので、出発地と登録地を入力します。お店の名前や住所を入力するか、地図にピンを併せます。

③費用の概算が出てきます。
GrabTaxi：街中で見かける白いタクシーが来ます。料金はメーター制で実際の料金+配車手数料が35ペソがかかります。
GrabCar：Grabに登録している普通のセダンややボックスカー等がきます。料金が固定制なので、表示された金額のみの支払いです。またGrabCarは6Seaterも選べますので、人数が多きときに便利です。

④支払い方法を選択します。現在は現金での取り扱いは不可の為、クレジットカードかGrabPay払いを選択し、｢Book GrabTaxi｣をクリック。
GrabはJCBやAmexも利用できます！

⑤ドライバーが見つかりますと、ドライバー情報が表示されます。あと何分で到着するのか、今どこを走っているのか画面でわかります。GrabCarを選択した場合、見た目は普通の乗用車なので、到着したら車種、色、ナンバーで確認しましょう。そして目的地までタクシーに乗車します。

予約後キャンセルも出来ます。

GrabPay Walletへの入金方法

クレジットカードで支払いが出来きますが、GrabPay払いにしますとクレジットカード払いよりReward Pointが溜まりやすく、溜まったポイントは、JollibeやMcDonald’sの商品、Grab CarやGrab Food(フードデリバリー)の割引等に利用できます

Paymentタブから｢Cash In｣をクリック。クレジットカードから入金する場合は｢Cards｣を選択します。その後クレジットカード情報を入力します。

クレジットカード以外にもセブンイレブンの端末機から現金での入金もできます！

Grabアプリのメリット＆デメリット

■メリット

• 事前に金額が把握できるので、ぼったくりなどの心配がいらない
  
  
• ドライバーの情報がわかるので危険な目にあうリスクが少なく安心
  
  
• クレジットカード等が使えるので、支払いが楽だったり手元にペソの現金が不足していても乗車できる
  
  
• 目的地を地図や住所で指定できるので英語での説明が不要。
  
  
• ドライバーとのやり取りはアプリ内のメールや電話機能を利用するのでドライバーに携帯番号が知られない。

■デメリット

• ネット環境が必要
  
  
• 流しのタクシーより若干割高。特にラッシュ時や雨が降ったりすると値段が更にあがります。
  例）CEGAから空港までは時間にもよりますが、大体300ペソ前後で行けますが、Grab利用時は500ペソ以上することもあります…

Angkas(アンカス)

こちらはハバルハバル(バイクタクシー)の配車アプリです。セブは時間帯によっては渋滞がひどいので、そんな時はハバルハバルですとスムーズに移動が出来ます。費用もタクシーの半額くらいが相場でリーズナブル。

ですが、現在はコロナ禍の規制の為バイクタクシーの営業が許可されていませんが、はれて規制が緩和された時の為、利用方法をご紹介します。

Grabとほぼ同じで簡単に利用できます。

ダウンロード&利用登録

ここで気をつけなければならないのが、Angkasはフィリピン専用アプリという事です！ダウンロードするにはApp StoreやGoogle Playで国をフィリピンに設定しなければなりません。

Apple IDやGoogle アカウントは複数のアカウントを作成できますので、まずはアカウントを追加してからダウンロードします。

また、フィリピンの電話番号(SIM)が必要ですので、事前にSIMも用意しましょう。ドライバーとのやり取りはSNSでやり取りします。

①ダウンロードし、名前、メールアドレス、電話番号登録します。

②登録した電話番号に認証コードがSMSで送られていますので、認証画面で入力します。

これだけで利用可能になります！

使い方

Angkasアプリを開くとこのような画面が出てきます。

①Grab同様、出発地、目的地を入力します。そしてサービスを選びます
Angkasは同じ画面内にバイクタクシーの他、荷物の配送サービスがあります。

• Angkas Pabili：お店に物を取りに行ったり、買物代行サービス
• Angkas Padala：集荷＆配送サービス
• Angkas Passenger：バイクタクシー

ここではバイクタクシーの説明をします。
AngkasはよくPromoを行っており、PromoコードがSNSで送られてきます。コードを持っていれば、入力しましょう。

②目的地等設定しましたら、金額の概算が出ますので、｢Book｣をクリックして予約。
ドライバーがつかまれば、Grab同様ドライバー情報が出てきますので、確認します。
 
③ドライバーが到着すると、SNSでメッセージが届きます。よくセブアノ語でメッセージが来ますので、その時は｢English Please｣と返信しましょう。

あとはヘルメットを渡されるので、目的地までしっかりかぶります。
到着後、料金を支払います。現在は現金のみですが、支払い方法に｢Credit Card(No available)｣と表示があるので、近々利用可能になるかもしれません…

Angkasアプリのメリット＆デメリット

■メリット

• タクシーよりも安い。(半額くらい)
  
  
• 値段交渉の必要がない、ボラれる心配がない
  ※流しの普通のハバルハバルは毎回値段交渉が必要です…
  
  
• 渋滞を気にしなくていい
  
  
• 普通のハバルハバルよりはヘルメットが綺麗

■デメリット

• フィリピンのSIM＆ネット環境が必要
  
  
• フィリピン専用のApp Store、Google Playアカウントの作成が必要
  
  
• 雨だと濡れる
  ※ドライバーの雨カッパを被せてくれる場合もありますが、個人的には抵抗感が否めません…
  
  
• ハバルハバルのヘルメットよりはキレイだが使いまわし
  
  
• 携帯番号がドライバーに知られる
  ※その後ドライバーからお誘いのメッセージが来ることも…

まとめ

これらのアプリは本当におススメです！むしろセブに滞在するなら必須と言えます！

ただしAngkasのバイクタクシーの方はメリットも多いですが、安全面や清潔面からみると誰にでもおススメ出来るわけではないので、個人の判断となります…

また留学生の場合、学校によってはジプニーやバイクの利用を禁止しているところもありますので、気をつけましょう。

セブ滞在中は、いろいろなアプリを使いこなし、少しでも快適にお過ごしください！

今後も他のアプリをご紹介していく予定です。