豆腐といえば醤油をかけて食べるもの。
スイーツといえば甘いもの。
豆腐スイーツっていったい??
謎ですよね。
フィリピンでは、豆腐に甘い黒蜜をかけたTAHOと呼ばれる美味しい食べ物があります。
甘いのですが、スイーツとしてというよりも、日常的に食べられている庶民的な食べ物なのです。
道を歩いていても、TAHO屋さんによく出会います。
「タホー、タホ―」
と大きな掛け声と共に、両肩に2つの大きな金属のバケツのようなもの担いで売り歩いています。
住宅街にもいつも決まった時間に売りに来るので、朝ごはんのように習慣的に食べられています。
TAHO屋さんを見かけたら、1つちょうだいと声をかけてみてください。CEGAの近くにも時々売りに来ます。
どこでも立ち止まって、その場でTAHOを作ってくれます。
子供も大好きTAHOのお買い物
TAHOのお値段は、カッブの大きさによって5ペソ、10ペソ、15ペソ、20ペソと選べます。
売り子さんによって持ち歩いているカップの大きさも様々です。
カップの大きさを選んで注文すると、まず豆腐を大きなスプーンで何度もすくって入れてくれます。
その後にサゴというタピオカみたいなプルプルを入れてくれます。(売り子さんによって省略バージョンもあり)
そして甘~い黒蜜を、これでもかというくらいたっぷりかけてくれます。結構甘いので、私はいつも途中でストップをかけて、甘さはほどほどにしてもらいます。
そして更に、コンデンスミルクをたっぷりかけてくれます。これも甘すぎるのが嫌な人は断ることも可能です。
コンデンスミルクは、たまにストロベリーやブルーベリーなどのシロップを選べるバージョンもありますよ。
最後にカップの中身をグルグルかき回してくれて、完成!
カップを受け取ったはいいけど、さてどう食べる?
スプーンなんてありません。
たまにストローをくれる場合もありますが、細いのでサゴが吸い込めません。
TAHOは飲むように食べるのです。
まるで飲み物のように口に流し込みます。
最初は甘い黒蜜と豆腐のコンビネーションに驚きますが、食べてみるととっても美味しい!
豆腐が温かいので、きっとお腹にもやさしいはず。
たんぱく質たっぷりの栄養補給にTAHO、お勧めです!
最近はバイクのTAHO屋さんも多く見かけるようになりました。
更には、スパイダーマンまでTAHOを売りに来ます。
ガードマンさんもおやつにTAHO
TAHO屋さんを見かけたら、是非フィリピンスイーツTOHO、チャレンジしてみてくださいね。