日頃の勤務の息抜きと親睦目的で、CEGAスタッフの日帰りピクニックを決行しました。
親族が多いフィリピンでは普段から団体旅行に慣れている為、遠足の企画から準備まで、短い準備期間で先生達が何から何まであっという間に手配してくれます。
それは手慣れたもので、細かい役割分担表や各予算表までがいつの間にやら完成しています。誰が何を買ってくる、誰が何を持ってくる、誰が何を手配する、誰がなんの役割を担うか、などなど。
先生という職業柄もあってか、リーダー資質がたくさんいるので、イベントごとはいつでも先生たちに任せておけば安心です。
フィリピン人のピクニックってどんな感じ?
当日、朝7時、大型バスでCEGAを出発。
の予定。
まぁ、そこは予想通りというか、出発は40分くらい遅れました。
想定内。
出発して間もなく、バスのタイヤがパンク。
もちろん想定外。
乗っているバスのタイヤがパンクだなんて、なかなか経験することではありません。さすがのフィリピンでも。
乗っているジプニーのタイヤがパンクというのは、何度か遭遇したことがあります。でも貸切バスがパンクだなんて。
これぞフィリピンという出だしになりました。
でも、ここはフィリピン。だれも怒る人はいません。
代わりの新しいバスが来るという話もありましたが、それはどこへ行ったことか、結局、スペアタイヤに取り換えての再出発。予定より約2時間遅れです。
バスが走り出すと、既にテンションマックス。
持ち込んだスピーカーから流れる大音量の音楽に合わせ、歌えや踊れやの大宴会。もしかして遠足の目的はこれだったのではないか?というくらい楽しい時を過ごしていました。
出発が遅れた為、渋滞にも巻き込まれ、目的地に到着したのはもうお昼過ぎ。
着いてすぐにランチの準備にとりかかります。
これまたチームワーク大発揮。
肉を焼くチーム、魚を裁くチーム、野菜を切るチームなど、ささっと分かれてすぐにとりかかります。
もちろんバーベキューは、チャコールに火をおこすところから。
魚を川で洗いながら裁いていく光景は、美しく、見事でした。
ランチの準備も完了し、お楽しみのランチタイムです。
何と豪華なランチでしょう。
大量のサラダに、大量のポークバーベキュー、大量のポークレバー、大量の焼き魚、大量の焼きイカ、大量のヌードル、マンゴーやスイカ、バナナなどの大量フルーツ、食べきれない量です。
肉や魚は炭火焼きで絶品です。
驚いたことに、お皿はあるのですが、スプーンもフォークも用意されていませんでした。これだけ入念に準備をしてきて、スプーンやフォークを忘れたわけではありません。
そうです、フィリピンでは手で食べるのです。
ビニールに手を入れて上手に食べる人、素手で食べる人、当たり前ですが、みんな手で食べることに慣れています。
食後は自由行動。
プールで遊ぶ人、ビールを飲む人、スナックを食べる人、楽しみ方は様々です。
誰に強要されることもなく、一人一人が自分の意志で、思いのままに楽しみます。
夕方が近づくと、今度は帰り支度です。
大量に残った肉に魚にサラダにデザートやスナックたち。
もったいないなぁ。と思いきや、心配ご無用。
あっという間にそれぞれが持って帰りたい食べ物をゲットしていきます。遠慮はありません。
すぐにきれいになくなりました。
フィリピンでは、レストランでもどこでも、余った食事はお持ち帰りする習慣があります。どうやって持って帰るのだろう?というものまで、上手に工夫してお持ち帰りです。捨てる食材なんて一切ありません。
帰りのバスは、行きより少しだけ静か。
朝も早かったので、さすがにお疲れモードのようでした。
まとめ
この日帰り遠足で、チームワークがより一層強くなったことは間違いなし。
先生達にとって、忙しい毎日から、大自然の中で良い息抜きとなる楽しい遠足となったのではないでしょうか?
CEGAの先生達は本当に仲が良く、まさにファミリーです。