新年明けましておめでとうございます。

日本とセブは、わずか1時間の時差で新年がやってまいりました。
大晦日から新年になる瞬間といえば、各国お祭り騒ぎになるものですね。

日本はといえば、各国の派手な新年イベントとは対照的で、厳かに除夜の鐘を鳴らして神妙に新年を迎えるという独特な空気感があります。

ではセブではどうなんでしょうか。

セブの大晦日～新年

キリスト教国のフィリピン・セブではクリスマスというのが重要なイベントで、BERのつく月（September, October, November, December）がなんとすべてクリスマスモードなのです。
9月からとは早すぎる感がありますが、さらにクリスマス後も新年までクリスマスムードが続き、各所で見られるクリスマスツリーも新年まで撤去されることはありません。

一般にフィリピン人は家族や親戚など、身内同士のつながりが非常に強く、まとまった休暇になると、多くの場合は両親の住む地元に帰り、クリスマス～新年にかけて里帰りというパターンになります。
なのでこの時期のセブの街はいつもの喧騒とは異なり、落ち着いた静かな空気に包まれます。

しかし、ニューイヤーのカウントダウンでは、、、

大晦日は夕方頃から時折爆竹の音が鳴り始めます。 この爆竹は、「大きな音を出して翌年への邪気を追い払う」という意味合いがあるようで、爆竹以外にもプラスチック製のラッパが売り出され、ブーブー大きな音を鳴らしてます。 セブは華僑を中心に中華系の人達が社会の重要な役割を担っている事もあり、中国式の文化がかなり引き継がれているのですね。 ニューイヤーには「お金のコインを家の中に投げつける」という、中国由来の経済的な運を呼び込む意味の風習なんかもセブにもあるようです。

（CEGAの近くの高層ホテルからもカウントダウン花火が打ち上げられます）

そして、日付が変わる頃になると、花火が一斉に街の各所から打ちあがります。
カウントダウンの時間帯に山手のほうやビルの高層階にいると、本当にあちこちから上がる花火を同時に見ることができますよ。
ところかまわず民家など住宅エリアからも打ち上げられるので、火事も多いらしく消防車も休む暇がないとのこと。

昨年の映像ですが、山手に建つマルコポーロホテルから見たニューイヤーカウントダウン後のセブはこんな感じになります。

この時期留学中の生徒さんは、一味違った貴重な新年をセブで迎えられたのではないでしょうか。
街中が花火まみれという壮観な様子で今年のセブ2017年もスタートしました！