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2017.06.14

セブ・現地大学生が教えるリーディング力の伸ばし方

英語学習に関して

前回は、クスミのリスニングの勉強法特集を紹介しました。今回は、リーディング力をどのように伸ばしていくのか、その方法を、セブの大学生クスミの体験談をもとに紹介します。リーディングと一言でいっても、とても簡単な文から、大学で読むような文章など幅広くあります。今回、簡単な文章から難しい文章を読めるようなる為の勉強法を紹介します。

リーディング力を伸ばす方法

まず個人的に私クスミは、リーディングがかなり嫌いです。小学生の頃から本を読むという事をしていなかったので、日本語でも文章を読むことがかなり苦手。正直、日本語の本を読むスピードもかなり遅く、漫画と雑誌(写真しか見ない)しか読んでこなかったプー太郎。

しかし、今はセブの大学で毎日英語の本、教科書を読みまくっています。というより、大学では本を読まなければいけない。どのようにして私がリーディング力を伸ばしていったのか、3点に絞って紹介します。

・文法

・とにかく回数!(自分好みで)

・電子辞書を封印

文法

英語の文章を読む為に、一番大切なのは文法です。単語力ももちろん大切ですが、文法のレベルで、どのレベルの本が読めるのかが決まってきます。中学レベルの文法力だと、大学で読む文章や新聞を読むことは少し難しいと思います。リーディングに関しては高校英語レベルの文法力が求められると思います。だけど、高校までの文法なんてかなり沢山あるし、全部勉強するには相当な時間がかかる。

今回、リーディングに必要な文法はこれだけは押さえて置け!という文法を紹介します。ちなみに私は、英語の文法書(総合英語Forest)を自力で終わらせてから、英語の文章が急激に読めるようになりました。

1.関係代名詞

2. 過去分詞

3.分子構文

4.同格(同格構文、名詞と名詞、代名詞と名詞)

関係代名詞と過去分詞、これらはまず絶対に知っておかないと、新聞や大学で使う教科書は読めません。そして、意外とポイントになるのが分子構文と同格。同格は種類が沢山あり絞ることが難しいのですが、カッコでくくった同格構文、名詞と名詞、代名詞と名詞を理解していると、ほとんどの文章は理解できるかと思います。

今回、細かくこのブログで各文法の仕組みは教えませんが、リンクをクリックして頂ければ、私がいつも文法を勉強する時に使っていたサイトに飛べるので参考にしてみてください。

私が主にいつも参考にしていたサイトが以下の2つです。

参考書より分かりやすい英文法解説

英文法大全

とにかく回数!(自分好みで)

リーディング力を伸ばす為に一番効果的な方法は、とにかく読みまくる事。リーディング、ライティングに関しては、どれだけ回数をこなしたかによってレベルが変わってくると思います。しかし、文法も全く分からず文章をずっと読む(文章を目で追う)だけでは、もちろんリーディングは伸びません。先ほど紹介した最低限の4つの文法を抑えてから、文章を読む回数をどんどん増やしていきましょう。

私が個人的によくやっていた方法は、アプリで英語のニュースを読むこと。また、フェイスブックでフィリピンのニュースや海外のニュースのページをフォローして、リアルタイムで英語のニュースを読むようにしていました。理由は、ただ単に自分は社会情勢や世の中のニュースを知るのが好きだから。

本は読んできませんでしたが、自分はサッカーの記事やニュースの記事を読むのは割かし好きなタイプ(日本語でです)。
その読む言語を英語に変えただけだったのです。

何が言いたいかと言うと、自分の興味があるものを英語で読む、という事がポイントです。化学に興味が無い人が、化学の英語の記事を読んでも面白くないし、絶対読みたくない。日本語でも読みたくありませんよね。

しかし、サッカーが好きでサッカーの情報を常に集めている人が、英語のサッカーの文章にトライすると、たとえその文章が嫌いな化学の文章よりレベルが高くても絶対に読めるんです。英語で文章を沢山読むときは、自分の興味がある分野をチョイスして読むようにしましょう。教材なんてこの世の中インターネット上にいくらだってあるので、自分で探して自分の好きな文章を読んでいきましょう。

私がいつも読んでいるニュース(フィリピン)

CNN Philippines

Manila Bulletin

Cebu Daily News

電子辞書を封印

英語の文章を読んでいて、絶対に起こる事があります。「単語が分からない・・・」大学の教科書や英語のニュースを読んでいる私でも、英語がペラペラなクラスメイトですらわからない単語はあるものです。少し上級者向けかもしれませんが、ここでポイントなのが辞書で単語を調べないという事。

いや、辞書で単語の意味を調べないと文章が理解できないじゃないか!と言われるかと思いますが、全然問題ありません。自分もTOEFLの文章を読んでいて、わからない単語は常に続出です。いちいち単語の意味を調べていると時間の無駄ですし、文の内容自体分かりずらくなってしまいます。

分からない単語は文章の内容で理解する。これが大切になります。私たちも日本語の新聞を読んでいてわからない単語がある時は、文章の内容から予測し、大体調べなくても意味というものは分かるものです。英語も同じです。これはアメリカで大学生をしている私の友達、ほぼ全員がしてる方法です。

方法というよりは、「別に辞書を開かなくても、文の内容で分からない単語の意味は何となく分かるでしょ!」といった感じ。もちろんIELTSやTOEFLなどの試験中に辞書は使えませんし、大学の授業中もいちいちわからない単語を調べている時間はありません。文章の内容で単語を理解する。この方法をトライしてみてください!

まとめ

今回はリーディングの勉強法のことについて紹介しましたが、私自身、日本語でも文章を読むという事は苦手というより嫌いなことです。
しかし、自分のちょっとでも好きなこと(自分はサッカーや社会の情報)を勉強にうまく取り入れてみると、英語が上達していくと思います。

楽しくストレスなく取り組むということが、英語だけでなく、全てのことにおいて大切です。自己学習の範囲で努力できることはやる。
自己学習のみでは伸びない限界のある部分は、セブ留学中に先生の力を大いに借りる。CEGAにはフレンドリーでレベルの高い先生が揃っているので、的確なアドバイスをもらいながら、楽しく学び続けていくという信念を強く持ち、英語学習に取り組んでいきましょう!