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2018.12.30

セブで歯医者に行くならDocor Dental Clinic(ドコールデンタルクリニック)

フィリピン・セブ情報

長く留学していますと突然の歯痛に襲われたり、何かアクシデントがある事もあります。今回私も10年以上前に治療した詰め物(ブリッジ)が取れてしまい歯医者に行くことになりました。けれども海外での歯科治療、フィリピンの歯科技術はどうなのか?英語での治療説明は理解できるのか?費用はいくらくらいか?様々な不安があると思います。

そんな不安を抱えている人にお勧めな歯科医院が日本の歯科医院での勤務経験があり日本語の話せる歯科医がいるDocor dental clinic(ドコールデンタルクリニック)です。

 

セブで歯医者に行くならDocor Dental Clinic

Docor dental clinicはMiller Hospital(ミラーホスピタル)の4階に入っており、地図上ではAdventist hospital Cebuとも表示されております。CEGAからはタクシーで15分ほどの距離(時間帯により異なる)でCEGAとSMシーサイドモールの中間くらいに位置しています。

クリニックは夫婦で経営しており奥様のDebbie先生が日本語を話すことが出来ます。違う病院でも勤務しているみたいなので予約が必要です。予約はHPからの問い合わせフォームからできますが、返信はあったりなかったりなので電話が確実です。

 

クリニック内の様子と治療について

クリニック内は至って日本の歯科医院と変わりはありません。Debbie先生は親しみやすいフィリピン人という感じの優しい先生です。状態を見てもらいお勧めの治療方法を説明してくれました。

私が治療したブリッジというのは、歯がなくなった(抜歯した、抜けた)所を左右の歯を使って補う人工物のことを言います。私はこのブリッジを飲み込んでしまった為、一から作成することになりました。

そこで先生が勧めてくれたのは、中の枠組み(フレーム)は金属で、外から見える部分にセラミックを使用した治療法(メタルボンドブリッジ)でした。

まず状態をチェックし、麻酔をし、歯を削り、型をとり1回目の治療が終了(2時間ほど)。翌日削った歯の部分の仮蓋をし、1週間後仕上がった歯を装着し治療は終了しました。

仕上がったブリッジ

フィリピンと日本の歯科治療の違いは速さです!フィリピンで治療する場合、1回の治療で終了するケースが殆どです。虫歯等の治療の場合、数時間かけて治療し1回で終了させます。日本の場合、1本の虫歯に対して何度も通わなければならない事も少なくありません。今回は型取りがあった為トータル1週間かかりましたが実質の治療は2回で終わりました!

 

海外旅行保険は適用されるのか?

ブリッジを日本で治療する場合、保険適用内ですがその場合銀歯となります。セラミック等を使用する場合は保険適用外で自費診療となり高額となります。今回のセラミック+一部金属の場合1本10,000ペソで、無くなった歯の左右の歯も合わせ合計3本で30,000ペソでした。これがオールセラミック(金属を一切使わない)にすると倍額の1本20,000ペソとなります。もし日本でメタルボンドブリッジ治療をする場合1本につき5万~8円程、オールセラミックの場合は12~15万程となります。フィリピンでは日本の半額以下の値段で治療が可能です。

とは言え、3万ペソ(6万円以上)は高額です!!ですが、今回の治療費は全額海外旅行保険が適用されました!

歯科治療の場合、海外旅行保険は適用される場合とされない場合があるので注意してください。虫歯などの場合は海外旅行保険適用外です。虫歯は突然なるものではなく慢性的な持病と見なされるためです。ただし「緊急歯科治療費用補償特約」等を付帯していれば適用されますが、付帯していても全額補償されるとは限らず50%のみの補償の場合が多いです。

ではどのような場合に保険が適用されるかと言いますと、虫歯ではなく固い物を噛んだり、転倒して歯が欠けたり折れたりした「事故」の場合は、適用されることが多いです。今回の私のケースも事故に該当されセラミックを使用しての治療でしたが全額保険で補償されました。

 

Docor Dental Clinicの場所と営業時間

Miller Hospital. 400 Tres de Abril St. Cebu City 6000,

サウスバスターミナルがあるNatalio B Bacalso Ave.を西に進み1本路地を入ったところです。

Docor dental clinicの営業時間・電話番号

営業時間:日曜から金曜 8:30〜17:00(土曜休) ※予約の上でしたら平日夜も診療してくれます

電話番号:(032) 238-8012

HP: http://cebudocordental.com

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まとめ

セブと日本の歯医者では技術的には大差はないですが、費用的にはセブの方が安くなります。海外旅行保険に加入していても歯科治療は特殊で保険が適用される場合とされない場合があるので、歯科治療の適用範囲について詳しく確認する必要があります。

また虫歯に不安がある方は留学前にすべての治療を終わらせておきましょう。長期滞在予定の方で留学前に治療する時間が取れない場合は緊急歯科治療費用補償特約に加入することをお勧めします。

万一、海外旅行保険や緊急歯科治療費用補償特約に加入していない場合でも、日本の国民健康保険が適用される場合があり、日本で同等の治療をした場合の金額の7割が還付されます。ただし日本で保険対象となっている医療のみなので、医療整形や高額の歯科材料や歯列矯正は還付されません。虫歯は日本の保険対象なので還付されます。

歯痛の場合、我慢ならないと思うので、これから留学される方は安心して留学するためにも、日本でできる限り治療し保険の見直しをしてみましょう。