セブの語学留学生は平日は学校、土日の休日は学校がないので、みんなそれぞれの休日を過ごされています。
現在、SLPCというセブ発のNGOボランティア団体が、主に留学生向けに学校のない土曜にボランティアプログラムを提供されています。
セブの貧困層の子供たちと触れ合える貴重な機会ですのでご紹介します!
墓地で炊き出し活動
このSLPCというボランティア団体は隔週土曜(夏休みや春休みシーズンはほぼ毎週)、セブ市のカランバ墓地で「子どもたちに楽しい時間と食事を提供」することを目的とした炊き出しイベントを実施しています。
この墓地周辺のスラムに住む子供たちが支援対象です。
SLPCは以前は別の地域の墓地での炊き出しボランティア活動をしていたのですが、その墓地が立ち退き再開発計画エリアとなり活動できなくなったので、数年前からカランバ墓地にて活動の拠点を移しています。
それでは現在活動中のボランティアの様子をご紹介します。
カランバ墓地、炊き出しボランティア
集合場所はロビンソンサイバーゲートというショッピングモールの入り口です。
他の学校の生徒さん達も集まっています
ここで参加費500ペソを払います。このお金はすべて子供たちへの食事提供の食材費、学費学費(クツ、カバン、教科書、制服等)、救援費用などに利用されます。
バンに乗せてもらい活動場所のカランバ墓地へ。わずか5分くらいの距離です。
カランバ墓地の入り口にきました。なんでもこの墓地はセブで最も古くからあるそうです
お墓に供えるロウソクやお花も売ってます。奥に見えるカプセルホテルみたいなのがお墓でフィリピンは土葬なので棺桶ごとお墓に入ります
入り口から結構歩いて墓地の広場まで来ると子供が沢山遊んでます。墓地周囲にあるスラムの住まいは遊べるスペースがないので、この墓地広場が遊び場になっているそうです。
墓地広場着いたらとりあえず子供と遊びます。
バドミントンとか遊び道具持ってきたらすぐに楽しんでくれます
墓地内ツアー
SLPCスタッフが墓地内を案内もしてくれます。
お金持ち墓地エリアにはこのような広々したお墓もあります
子供たちと歌、ダンス、ゲーム、お弁当
コメ袋リレー―
折り紙を折ってくれとせがまれます
揚げ春巻きとご飯のお弁当をみんなで配ります
最後に子供たちから「ハロージャパン!」と挨拶してくれました
まとめ
合計約2時間のスタディーツアー的要素もあるボランティア活動でした。
普段の留学生活だけでは踏み込むことが難しい場所に行って、地元の子供たちと触れ合うという貴重な体験になると思います。
子供たちの人見知りしない屈託のない笑顔でこちらも元気をもらいたい方、是非参加されてください!