セブで行われる年に一度の盛大なお祭り、シノログの時期がやってきました。
幼き頃のイエスキリストであるサントニーニョを崇めたたえる、歴史のあるお祭りです。

宗教的な意味合いが強いお祭りの為、フィリピンでは当たり前のようにほぼ全員参加の大きなお祭りです。
セブ島からだけでなく、フィリピン中、いや世界中から、このお祭りの為に大勢が集まってきます。この時期、セブ市内のホテルはどこも満員で、街中も大変賑わいます。

すでにセブはシノログフェスティバルモード

CEGAは街の中心部に位置している為、シノログの雰囲気をたっぷりと味わえます。
もうすでに学校周辺はシノログモードです。

そんなシノログムードが漂う中、今回、CEGAのスクールイベント、授業の一環として、セブ最古の教会であるサントニーニョチャーチに行ってきました。
その名の通り、サントニーニョをまつった教会であり、シノログ祭の為にセブを訪れる人々が必ず訪れ、祈りをささげる場所です。

まずは、学校でツアーのオリエンテーションから。
今回のツアー行程、注意事項等、よく頭に叩き込んでからの出発です。

フィリピンの伝統的な乗り物、ジプニーで教会まで向かいます。
初めてジプニーに乗る生徒さんも多く、ドキドキワクワクです。

ジプニーでは、運賃を乗客同士手渡しでドライバーさんまで届けます。

フィリピン最古の教会、サントニーニョ教会

活気あるカルボンマーケットを車窓に見ながら、サントニーニョ教会に到着です。
平日なのに多くの人がお祈りに来ていました。
シノログ時期なので、教会敷地内も街中と同じく華やかにデコレーションされています。

※サントニーニョ教会は1565年にスペイン人によって建てられたフィリピン最古の教会。教会の守護聖人サントニーニョ (幼きイエスキリスト像)は、ポルトガル人の探検家フェルディナンド・マゼランがファナ女王に贈ったもの。戦火のなかでも無傷だったと言われ、以来人々はこの像を奇跡の守護神として崇拝するようになり、今でも毎日、多くの信者が訪れています。

先生が教会の中にある像を、一つ一つ説明してくれました。

説明がなければただの像なのに、説明を聞くとありがたみが増すものですね。

教会で祈りをささげた後は、教会内にあるミュージアムにも行ってきました。
サントニーニョ像の歴代衣装など、歴史的に価値ある展示となっており、サントニーニョの歴史を学ぶことができました。

サントニーニョ教会の後はシティーツアーです。
マゼランクロスを見学し、CEGAお馴染みの国立ミュージアムにも行ってきました。

このミュージアムはとても広く、見ごたえ充分。
フィリピンの歴史を学ぶことができます。

まとめ

たっぷりとフィリピン文化にも触れ、貴重な体験ツアーとなりました。
シノログ、グランドパレードは来週末です。
サントニーニョ像を先頭にパレードが行われます。
今回訪れ学んだサントニーニョの歴史を想いながら、グランドパレードを迎えます。